こんにちは、梶田檸檬です。
女子高生になりすまし「襲って」送信 男に襲わせた疑い
知人の女子高校生になりすまして「無理やり襲ってください」とSNSでメッセージを送り、性的暴行をそそのかしたとして、京都府警は19日、京都市右京区西京極畔勝町の会社員奥瀬智成容疑者(26)を強制性交等未遂容疑で逮捕し、発表した。奥瀬容疑者は「無視されるようになったので、やった」と供述しているという。
右京署によると、奥瀬容疑者はスポーツクラブで知り合った女子生徒になりすまし、SNSで「無理やり襲ってください」などとメッセージを送信。信じ込んだ下京区の男(35)に2018年10~11月、女子生徒を2度、襲わせた疑いがある。女子生徒が抵抗したため、性的暴行は未遂に終わったという。
なりすましの書き込みを信じてJKをレイプしてしまった35歳の男。
いい歳して何やってんだという意見は御もっとも。
しかし梶田が一番気になったのは、この35歳男が2回もこのJKをレイプ(本人的にはレイププレイ)していることです。
これはJKは1回なら泣き寝入りしようとしたけど、2回目は勇気を出して被害届を出したということか?
しかしこれでレイプ犯になってしまうのかというと必ずしもそうではないようです。
実はこれと似たような事件が過去にありました。
「痴漢プレイ交流サイト」女性なりすまし信じて集まったバカ者十数人!逮捕1名(2013/6/17)
事件当日は掲示板を見た人たちが集まり、ネットの書き込みを真に受けたらしい2人が実際に女性に対して痴漢プレイに及んだ(合図の取り決めなどはなかったのだろうか)。たちまち1人は御用となった。その周囲には10人ほどが(ケータイカメラ片手に)「見学」してたという。
痴漢掲示板で「私を痴漢してください」という偽の書き込みを信じて痴漢行為(本人的には痴漢プレイ)をしたところ逮捕。
しかしその後、逮捕された男は不起訴無罪となったようです。
「女性なりすまし痴漢サイト」書き込み税務署員逮捕!実行犯は処分なし(2013/7/10)
「実行犯は『痴漢して下さい』という書き込みを見て実行しているから痴漢が成立しないんです。犯罪が成立しない可能性があり処分保留になったわけです。
一方、(被害者の女性になりすまして書き込みをした男は)痴漢行為をしているという認識のない人を道具として利用して被害者に痴漢したことになり、間接正犯として迷惑防止条例違反ということになります」(紀籐正樹弁護士)
法律では犯罪を犯すつもりでなかった行為は原則として罰しないという大原則がある(刑法第38条)
よって本人は痴漢プレイだと思って行った行為なのでこれは犯罪にならない、つまり無罪ということらしい。
はぁ〜〜〜〜〜
なんかすごい屁理屈みたいだけど私こういうの大好きですw
じゃあ「書き込み信じちゃっただけ〜、ワイ無罪〜」になるかというと、まあそんなに甘いもんじゃないのは言うまでもないです。
信じてしまうに十分な状況な理由が必要です。
ここで話を戻して、偽書き込みレイプ事件。
これ被害JKが1回目で被害届出していたら微妙でしたが、逆に被害届を出さなかったことで
「JKとレイプごっこできた〜ラッキ〜〜〜」
って男が信じてしまったと言われれば、十分筋が通ってしまう。
そして信じたからこそ2回目のレイプになった、と。
まあ被害JKからすればたまったもんじゃないですが。
今後どうなるのか気になる事件です。
なんにせよ
ウソをウソと見抜けない人はネットを使わない方がいいです
以上、梶田檸檬でした。