カラミざかりアンソロジー
久々の読書感想文です。
桂あいり先生と他10人の先生の 寄せ集め アンソロジーです。
あーーーっやっちまった。
カラミざかりの新作と聞いてタイトルと表紙だけ見て買っちまったですよ。
これが失敗ですわ。
試し読みページで気づかないとあかんのですが。
普段偉そうなこと言ってますが、昔からエロ作家さんの好みが偏っていて、読む人は全作品を読みますが、読まない人は全くと言っていいぐらい読まない。
なので知らない作家さんも多いです。
今回の10人の中で知っているのは師走の翁先生ぐらいか。
あとはみんな知らない人ばかり。
やっぱり絵もストーリーも微妙な感じでした。
各作品のページ数が不満
桂あいり『アンナと和紀』
まず本家、桂あいり先生の作品がたったの4ページ。
え?たったのこれだけ?
そして最初の田スケ先生と最後のえだ先生が10ページ。
他のさめまんま先生、トイレ籠先生、HGTラボ先生、おさとう先生、ロシナンテ先生、終焉先生、師走の翁先生、Jの覚醒先生がそれぞれ12ページ。
なんかどれもこれも消化不良ですわ。
今回の10人の中で知っているのは師走の翁先生ぐらいで、あとは全員知らなかったのですが、はっきり言って絵が下手です。
田スケ『ミズギざかり』
まず田スケ先生、絵が微妙。
ストーリーは、少し早めに投稿して学校のトイレでやるというシチュ。
それなんか本編でも似たようなのなかったかな?
しかしこれで微妙とか言ってたらもうあとがつづかないぞw
さめまんま『胡蝶の夢』
夢の中で新山さんと飯田さんのふたりとするという。
結局夢オチなんだけど。
とにかく絵がダメだ。
トイレ籠『順番』
ああ、これ4人の初体験の時の深掘り(にもなってないけど)ですか。
ストーリーも絵もアレですね。書くことないですわ。
HGTラボ『貴史の母もやっぱりスケベでした。』
唯一おもしろかった(?)のがこれ。
坊主頭の母ちゃんが風呂場でオナニーするというストーリー。
このあと、母ちゃんが外で不倫する話になるのか、あるいは息子と近親相関になるのか。
しかし12ページなのでオナニーだけで終わった。
絵柄に関しては好き嫌いあるだろうけど、ワイは好きな方です。
どんな漫画を描かれているのか全然知らないけど、ストーリー次第では使えるかな。
今度このHGTラボ先生の漫画も読んでみよう。
おさとう『拘束』
この子誰?って思ったら竹内先輩かあ。
その竹内先輩とボウス頭のSMプレイ。
絵が微妙にも程がある。
ロシナンテ『竹内先輩と部室と加藤先輩』
竹内マネージャーが好きだった野球部の加藤先輩がプライド捨てて、3Pを申し込む話。
NTRにもっていきたかったのかなあ。
カラミざかりの世界観、ぶっ壊れです。
終焉『アヤマチ』
先ほどと同じく、竹内マネージャーが好きだった野球部の先輩がメイン。
竹内マネージャーを脅してレイプしちゃうお話。
これはまあまあおもしろかったけど、12ページは少なすぎる。
師走の翁『三連デリ』
ただ学校でやってるだけ。
あれ?師走の翁先生ってこんなんだったっけ?
Jの覚醒『立ち合い希望』
飯田とドSの男とのSMセックスを眺める高成。
カラミざかりの世界観ではないような気がするけど、ストーリー的には嫌いじゃない(単なるワイの性癖)
これも12ページじゃ消化不良。
えだ『かわいいふたり』
結婚後の新山さんかあ。
単行本化する時の、後日談的な特典ならいいんだろうけど。
絵はそんなに嫌いじゃないけど、これも消化不良。
感想まとめ
全体的に作画陣の絵が微妙。
さらにストーリーも微妙。
少しだけ「んっ?」と思っても12ページでは深掘り出来ず。
どれもそれの倍のページは欲しいぞ。
まあ、買わなくていいですね。