ども、梶田檸檬です。
発達障害やアスペは甘えじゃないんです。
心の病気なんです。
この「さびしすぎてレズ風俗……」はそんな作者自身が主人公で、寂しさを癒すために女性風俗デビューする体験マンガです。
アスペルガーで自閉症の作者自身の物語ですが、身に覚えのあるというか梶田も思い当たることが多く読んでいて鬱になります。
この本、エロい話を期待して購入してはいけません。
まじめな意味で性と心のカウンセリングの本です。
本の前半部分は、過去の自分の自己分析。
親から評価されたかった、人と繋がりたかったという作者の本当にささやかな願望がつづられています。
親は悪意無いんでしょうけど、これ子どもは傷つきます。
作者の親から評価されたいと言う願いはマンガを描くことで、親からではないけど人から評価されることで少しだけ解消されます。
でもそれとは別に人と繋がりたいという願いはいつまでたっても解決しない。
アスペルガーの主人公には友だちを作るというごく普通のことがハードルの高いことなのです。
「友だちを作るのは無理だから人と肌の接触があるだけでいい、その方がハードルが低い、だれかに抱きしめられたい」
その願望がだんだんとエスカレートして女性風俗デビューとなるのです。
いよいよその時になります。
もう1回言いますが、このマンガはエロマンガではないです。
なので抜けないです、普通の人は。
梶田は抜けます、抜けました。
はい、このページで抜きました。
不自然なぐらい巨乳なマンガが多い中、Aカップぐらいの主人公とお姉さん。
貧乳を描くときは横からですよね。
作者わかってらっしゃる。
童貞諸君、「そうなんだ」と思っちゃダメですよ。これ女の子でも唇の硬さ軟らかさは人によります。
梶田の風俗初体験もこんな感じだったかなあ。
相手のお姉さんに遠慮しまくりでしたね。
でもこうやって人は成長していくんです。
こうして経験済みとなった主人公(作者)は一皮むけて、今までの自分を吹っ切れます。
読み終わったあと、何となくだけど心がホッとしました。
主人公を応援したくなりました。
あ、そういえば梶田は28歳の処女とHしたことがあります。
ちょっとメンヘラでした。
このマンガを読んでその子とのことを思い出しましたね。
あの子どうしてるかなあ……